Macでデジタル化した写真を整理する方法
写真をスキャンするだけでは、作業はまだ半分です。コレクションをデジタル化したら、きちんと整理することで、ただの雑然としたアーカイブになるか、実際に見返して楽しめるライブラリになるかが決まります。
Macユーザーには、Apple Photosという強力なツールがあります。適切なメタデータ管理と組み合わせることで、何百枚、何千枚ものスキャン画像を、完全に検索できる家族のアーカイブへと変えられます。
まずは明確な構成を決める
スキャンした写真をすべて取り込む前に、整理のルールを決めておきましょう。デジタル化したコレクションには、時系列で整理する方法が最もわかりやすいです。
- 最上位は 10年単位 で整理する
- その下を各10年ごとの 年 で分ける
- さらに各年の中を イベントや出来事 ごとに分ける
写真が最初から適切な場所に入るように、取り込み前にこのアルバム構成をApple Photosで作成しておきましょう。
メタデータを追加する:日付、場所、名前
メタデータは、整理された写真ライブラリの土台です。デジタル化した写真では、特に次の3つを追加することが重要です。
日付
おおよその日付でも、何もないよりずっと良いです。写真が1980年代前半のものだとわかっているなら、空欄のままにせず1982年に設定しましょう。正しい日付があれば、Apple Photosでコレクションをきちんと時系列順に表示できます。
場所
場所を追加すると、Apple Photosの「場所」表示が使えるようになり、家族の歴史を地図上で見られます。また、場所ベースの検索も可能になり、特定の都市や国で撮影された写真をすぐに見つけられます。
名前
家族の名前をタグ付けすると、Apple Photosの顔認識が昔の写真と最近の写真を結びつけやすくなります。将来の世代も、祖父母の名前で検索して、何十年にもわたる写真を見つけられるようになります。
PhotoScannerを使えば、Apple Photosに書き出す前のスキャン作業の中で、これら3種類のメタデータを簡単に追加できます。
アルバムとスマートアルバムを活用する
通常のアルバム
結婚式、祝日、卒業式、家族の集まりなど、大きなイベントや節目ごとにアルバムを作成しましょう。特定の思い出を見やすくまとめられ、共有もしやすくなります。
スマートアルバム
Apple Photosのスマートアルバムは、設定した条件に基づいて自動で写真を集めてくれます。たとえば、特定の年に撮影された写真だけ、あるいは特定の人物が写っている写真だけを集めることができます。一度設定すれば、スキャンした写真が増えても自動で更新されます。
Apple Photosの機能を活用する
顔認識
スキャンした写真を取り込んだら、Apple Photosの「人々」アルバムを確認しましょう。アプリが顔を認識しているので、人物を確認し、重複を統合します。時間がたつほど、Apple Photosはライブラリ全体を通して人物をより正確に認識できるようになり、昔のデジタル化写真にも対応しやすくなります。
メモリー
Apple Photosは、ライブラリから自動でメモリーのスライドショーを作成します。デジタル化した写真もこうしたメモリーに含まれ、最近の写真と組み合わさることで、家族の歴史をより豊かに振り返れます。
検索
Apple Photosの検索機能は、顔、場所、日付、内容まで横断して探せます。人の名前、都市名、あるいは「beach」のような一般的なテーマを入力するだけで、デジタル化したスキャン写真を含むライブラリ全体から関連写真を表示してくれます。
整理したライブラリをバックアップする
写真を整理したら、次は保護しましょう。自動のオフサイトバックアップにはiCloud Photosを使い、ローカルのTime Machineバックアップも保持し、さらに定期的に写真ライブラリを外付けドライブへコピーして、別の場所に保管しておくと安心です。
まとめ
よく整理された写真ライブラリがあれば、家族のデジタル化した思い出は、ただハードドライブのどこかに保存されているだけではなく、実際にアクセスして楽しめるものになります。Apple Photos、統一されたメタデータ、わかりやすいアルバム構成があれば、スキャンしたコレクションは、時間とともに価値を増していく生きたアーカイブになります。